包茎手術の根部切除術は傷が目立つ
2014年3月10日
包茎手術の根部切除術は、陰茎の根元の陰毛の中の部分で包皮を切除する方法です。他のクリニックでは「傷がわからない」という宣伝をしているクリニックもあり、一見良さそうですが、悪いことばかりです。
根部切除術がダメな理由は以下の通りです。
1.亀頭に近いベトベトした包皮を切除しないので、手術後も包皮が亀頭にベトベトくっついて、包皮が亀頭にかぶったままになります。
2.包皮に近いベトベトした包皮は、皮が薄くジメジメしているので、ばい菌がつきやすく、病気になりやすいのに、根部切除術ではこの部分が残るので、手術後も性病や亀頭包皮炎になりやすいのです。
3.「根部切除術は傷跡が陰毛に隠れるから傷がわからない」と宣伝しているクリニックがありますが、実際は根部切除術の傷はとてもくっきり残るので、陰毛でも隠れず、はっきりわかります。
4.根部切除術の傷は、平常時には陰毛の中にあっても、勃起すると陰茎の中央付近まで出てくるので、性交時にははっきり傷跡が目立ちます。
以上の理由から、当院では包茎手術の根部切除術は行ないません。